発注者の承諾がある場合は無許可でも大丈夫?

発注者が「いいです!」と言っていれば無許可でも工事可能?

例えばなんですが、発注者が懇意にしている無許可の内装業者さんに、拘りの壁材・床材・タイル材などをふんだんに使った、拘りのリフォームを発注したら、あっという間に材料費・消費税入れて500万円をこえてしまった場合で、「書面による発注者の承諾書(同意書)」などが有った場合、これは合法でしょうか?

一括下請負は書面による発注者の同意があれば可能

ここで、良く勉強している人ほど、勘違いをしたり、「あれ??どうかな?」と思ってしまうのが、「一括下請負は禁止だけれど、発注者の書面による同意があれば可能」という規定ではないでしょうか?また、民法上は「契約自由の原則もあるし・・」、「そもそも建設業法の立法趣旨は”発注者保護”なのだから、発注者が”いいです”と言っているなら・・」なんていう考えも頭をよぎると思います。

建設業法は「公益」も守ります

しかし、建設業法はその第一条の目的として「・・・・発注者を保護するとともに、建設業の健全な発達を促進し、もつて公共の福祉の増進に寄与することを目的とする。」としており、且つ、建設物というのは多かれ少なかれ、公共性のあるものであることに鑑みると、「建設工事の質を担保」することは法の理念に合致するので、「たとえ発注者の同意があっても、無許可業者の500万円以上の工事は認めない」という回答になります。

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