行政庁(審査庁)とは仲良くするべし

行政庁の職員は敵ではない

経営事項審査に限った話ではなく、建設業許可申請、宅建業務申請、産廃業務の許可申請等すべての許可は全て「許可行政庁の審査担当官が書面で審査をして、許可・不許可」を出します。そこで、僕は媚びることもしませんし、お客様の不利になるような審査には断固文句も言いますが、極力、審査官の(言い方がへりくだっているようで嫌ですが)ご機嫌を損ねないようにしております。

申請書はなるべく、審査担当官が見やすい順番で並べ、何ページもある資料を出さなければならない場合は、その中の必要な個所に付箋を貼るとか、マーカーで印をつけるなどもします。勿論、書類の抜け漏れ、誤字脱字の類も極力細心の注意でないように心がけます。(当たり前のことであり、また、人間なのでミスもありますが)

また、たまに申請窓口で横柄な申請者も見かけますが、僕は、審査官にも(これも当たり前ですが)リスペクトを持って接するようにしてます。

行政庁の職員さん(審査官)は決して敵ではないので、お互いの言い分・言いたいことは言って、良好な関係を気付くことは、良くも悪くも申請者サイドに、有利に働きます。

経営事項審査では審査の効率化にも協力をする

東京都の経営事項審査では審査の効率化を図るため、

以下の場合には、都職員による事前確認制度というものがあります。

(ア) 技術職員が40名を超えるとき

(イ) 確認対象となる工事が20件を超えるとき

(ウ) 全件記載をした工事経歴書を提出する必要がある時

(最初に経営事項審査を受けるときは事前確認が必要な場合が多いです)

(エ) 工事経歴書に5件以上の単価契約を記載した時

都庁に行く手間が一回増えますが、審査の効率化、行政への協力の意味でも、これも必須の制度です。

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